ミュージックアプリ、有料ならどれを使うべきか

これまで、主要な音楽アプリを「しばらく使っては乗り換え」を繰り返してきました。

  • Apple Music
  • Play Music(Google)
  • Spotify
  • Amazon Music(Amazon)
  • YouTube Music

これらの全て、有料のプランを契約してました。 そして今、僕は課金を一時的にやめています。

どれも一長一短。 どれにしようか、決め兼ねているのです。

そんな訳で、これまでの使用感を冷静に振り返ってみたいと思います。 そして、どれが自分のライフスタイルに合ったアプリなのか 、決めてみたいと思います。

  1. どこに重点を置くか
  2. Apple Music(個人メンバーシップ)
  3. Play Music(有料)
  4. Spotify Premium
  5. Amazon Music Unlimited
  6. YouTube Music Premium
  7. まとめ:AppleMusic(有料)&Spotify(無料)でいく

ちなみに、それぞれ3ヶ月から、長いもので半年近く利用しています。 時系列の順番で所感を書いていますが、古いもので2年以上経過しているものがあります。 今は問題点が、改善済みかもしれません。

どこに重点を置くか

これらを使ってみてわかったのは、単に良し悪しというよりは、それぞれ個性があり、それが自分にあっているかどうかが重要 ということです。 僕にとっての、重視したいポイントは以下の通り。

  • 好みの音楽の提案
  • イコライザー
  • 音質
  • クラウド・ストレージ

好みの音楽の提案

自分の知らないアーティストが発見できるのが、これらアプリの良さだと思います。 そんな発見をもたらしてくれるかどうか、は僕の中でかなり大きなポイントになっています。

イコライザー

イコライザーも大事です。 イヤホンによって、気軽に好みの音に近づけるかどうかで、満足度が変わります。

音質

音質については、個性が出るところ。 良い悪いというよりも、聴いた感じの音作りが、単純に好みかどうかという基準です。

クラウド・ストレージ

クラウドストレージに関しては、自分でリッピングした曲をクラウドに保存して、利用できるかどうかです。 重視というほどではないのですが、サービスで提供していない曲なども結構あるので、その辺りをフォローできたら嬉しいなという感じです。

Apple Music(個人メンバーシップ)

<amp-img src="/img/blog/logo_apple_music.png" width="1200" height="630" layout="responsive" alt="AppleMusicのロゴ画像"></amp-img> 優れた操作性と整理された情報がもたらす使いやすさが良いです。 充実した音源数を誇っていますね。

Apple Music - Apple(日本)

重視ポイント 評価
好みの音楽の提案 3
イコライザの有無 🙆
音質 3
クラウドストレージ 🙆

ストレージ iTunes MatchとiCloud Strage

iTunes Matchというサービスを利用していたことがあります。 これはクラウド上に自分のiTunesの音楽ファイルを保存して、それをApple Musicで再生するというものでした。 自分でリッピングした音源をAppleの音楽専用のストレージにおいておくには、ベターな方法でした。

しかし、年額3980円ほどかかるのがとてもネック😓

iCloud Strage

Apple Musicの有料メンバーシップだと、iCloud Strageを使うことができるようになります。 これは、iTune Matchとほぼ同等のクラウド音楽再生機能を得ることができます。

しかし、iCloud Strageでは、解約時に自分で登録した音楽が消えてしまう可能性を孕んでいます。 DRMという著作権に関する機能によるものです。 以下の方の記事で詳しく書かれています。 iCloudミュージックライブラリとは──Apple MusicやiTunes Matchで音楽を管理する時の注意点まとめ | アプリオ

Siriによる音声認識

iPhoneユーザーの僕にとっては、何気に重要。 Siriから「Spotifyで音楽を再生して」みたいなことができないのです。

iOS13のリリースで改善の予定らしいですが、今のところ対応してません。

乗り換えた理由:新鮮さが欲しかった

大きなポイントの一つとしては、真新しい曲の発見ができなかったこと。 提案される楽曲やアーティストが、だいたい同じものになってしまっていたことに、不満を感じていました。

また、iCloud Strageも使いたかったのですが、解約時に楽曲が消えてしまうことを恐れて、使うに至りませんでした。

Play Music(有料)

<amp-img src="/img/blog/logo_play_music.jpg" width="1200" height="800" layout="responsive" alt="Play Musicのロゴ画像"></amp-img> OSやデバイスに縛られない使い心地が他の秀でている、Play Music。

重視ポイント 評価
好みの音楽の提案 1
イコライザの有無 🙅
音質 4
クラウドストレージ 🙆

無料で使えるストレージ枠が強力。 クラウド保存が5万曲まで無料でできます。

年額3980円のiTunes Matchから乗り換えるのに、十分な理由になりましたね。 これで、iTunes Matchと同等の機能が、無料になりました。

しかし、致命的なのは、好みの曲の提案。 これがあまりに弱く感じてました。 Apple Music以上に、新しい曲の発見ができず、めちゃくちゃ不満でした。

音質そのものはApple Musicよりも厚みがあるように感じました。 ただ、イコライザがついていない。

乗り換えた理由:ドキドキしない

UIも使いやすく、webブラウザでも再生できるという強みがあり、機能において平均以上な優秀なアプリ。 ですが、心を引きつけるものがなく・・・トキめかないのです。

Spotify Premium

<amp-img src="/img/blog/logo_spotify.png" width="2362" height="709" layout="responsive" alt="Spotifyのロゴ画像"></amp-img> スタイリッシュでモダンなUIが魅力。 好きな音楽の系統を把握して、作ってくれるミックス・プレイリストはとても優秀です。

重視ポイント 評価
好みの音楽の提案 5
イコライザの有無 :ok_woman:
音質 4
クラウドストレージ 🙆

そもそも、無料でほとんどの機能を使えます。 広告が入るのですが、それもラジオのCMのよう。 それはそれで、味わいがあって面白いです。

イコライザーがついてます

イコライザもついていて、しっかり楽しめます。 ただ、ちょっと設定の奥深くにあるため、ちょくちょく変えたい場合には不便かもしれません。

新しい音楽と出会わせてくれる

好きな系統の知らない曲を見つけたり、アーティストとの出会いが捗ります。 提案されるアーティストは、なんとなく若者向けのものをプッシュしているイメージがあります。

無料でクラウドストレージも使える

何気にクラウド・ストレージも無料で使えるようですね。 こちらの方が、わかりやすく解説してくださっています。 パソコンにある楽曲を Spotify にインポートする方法と Spotify での曲をパソコンにダウンロード保存する方法 | NoteBurner

有料だと、クラウドの楽曲をスマホに保存することができます。

乗り換えた理由:アプリの挙動が不安定

アプリがむちゃくちゃ重くなったり、起動しなかったり。 使っているうちに、耐え難くなり、離れることにしました。

SpotifyPremiumを解約しました😅挙動が・・・なんか重いんだもん
けっこう気に入って使っていたSpotifyですが、挙動が重く感じたので解約しました。サジェストが良かっただけに残念です。...

Amazon Music Unlimited

<amp-img src="/img/blog/logo_prime_music.png" width="1174" height="700" layout="responsive" alt="Amazon Musicのロゴ画像"></amp-img> 意外にも、音質が素晴らしい。 Prime会員ならば、大きなメリットを享受できます。

重視ポイント 評価
好みの音楽の提案 1
イコライザの有無 🙅
音質 5
クラウドストレージ 🙅

聴いて真っ先に感じたのは、音質の良さ。

「んん?あれ?なんか妙にクリア!」 そんな印象でした。 情報量が多さからか、音の分厚さのような余裕を感じます。 これにはとても満足しました。

Amazonならではのサービス

「エントリーしてprime musicを聴くと、プレゼントがもらえます」という感じのキャンペーンを開催しています。 聞くだけでOKという、面白い企画です。 もちろん抽選ですが、賞品がBOSEのBlueToothスピーカーとかで、豪華だったりします。

Prime会員なら安価に使える

Prime会員だと、無料枠で十分使えます。 有料へのアップグレードも、月額780円。 他のアプリよりもコスパが高いです。

曲数が少ない = 聴きたい曲がない

ただ、楽曲の数が少ないのが残念です。 以前から日本の楽曲は、特に聴ける曲が少ないと感じていました。 古い洋楽なんかはたくさんあるので、そのあたりが好きな人は十分満足行くかもしれません。

乗り換えた理由

曲の提案はいつも同じものばかり。 楽曲も少ないから、新しい発見はありません。 メリットはコスパと音質の良さという点のみになるので、なんとも微妙な使い勝手となってしまいました。

YouTube Music Premium

<amp-img src="/img/blog/logo_youtube.png" width="794" height="178" layout="responsive" alt="YouTubeのロゴ画像"></amp-img> YouTubeのカルチャーを、そのまま表現したようなアプリです。 最も先進的なイメージで、テクノロジーっぽさを感じました。

重視ポイント 評価
好みの音楽の提案 4
イコライザの有無 🙅
音質 4
クラウドストレージ 🙆

YouTube上にあるコンテンツに、直接アクセスできるというのが、ウリ。 ライブなどの動画コンテンツの、「音源だけを聴く」ことができたり、バックグラウンド再生ができるようになります。

YouTubeアプリでは、バックグラウンド再生は出来ないようになっています。

音楽のサジェストの精度が高い

好きなタイプのアーティストの提案が、とても良かったです。 Googleの技術力なのでしょうか? 特に自分から探すということをしなくても、適切な提案をしてくれる印象でした。

自分で色々することよりも、勝手にベストな状況を用意してくれるようなところに、テクノロジーを感じましたん。

YouTubeの全コンテンツにアクセスできるわけじゃない

権利関係のせいか、検索で除外されたり聴けないコンテンツもあるので、その辺りが微妙でした。 僕が聴きたかったのは、稲川淳二さんのコンテンツ。 YouTubeでビデオが公開されているのに、YouTubeMusicからはアクセスできないものが多くて、試用期間でやめてしまいました。

乗り換えた理由

他の音楽アプリよりも高価な料金設定というのが、僕にはネックでした。 ヘビーユーザーかどうかで、だいぶ印象の変わるアプリです。

まとめ:AppleMusic(有料)&Spotify(無料)でいく

AppleかSpotifyの2択といったところでしょうか。

僕自身が、家族でApple製品を使っています。 となると、ファミリー共有など、もろもろ管理の面でApple Musicにメリットがあります。 また、カーオーディオと接続した時に、Siriが使えたら便利です。

しかし、Spotifyがもたらしてくれるワクワク感は、シンプルに、素晴らしい。

久しく行くこともなくなった、タワレコとかのCD屋さん。 あの、全盛の頃の店頭を、ふと思い出させてくれました。

さて、結論。

  • Apple Musicでファミリー・メンバーシップ
  • 無料版でSpotify

そんな2軸でしばらくは過ごしてみたいと思います。

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