NUARL-NT01AXからアップグレードするなら有線イヤホンがおすすめ

NUARL NT01AXは音質も使い勝手も、見た目のデザインも良く、大変満足しています。 今は価格もかなりこなれて来ていて、さらに万人にお勧めできるものとなっていますね。

さて、話はガラッと変わります。 今日はワイヤーありのイヤホンを勧めてみたいと思います。 なぜか。 それは、NUARL NT01AXを聴いてから、Final Heaven5 Agingを聴いてみたら驚くほど質感に違いがあったからです。

FinalHeavenVAgingはとても繊細でタイト。なのに暖かい音が魅力のイヤホン
HeavenVAgingの魅力はルックスとそれを体現するかのような音色。使うごとに深くなる味わいが、所有欲をじわりと満たしてくれる素敵なプロダクトです。...

この質感の違いに気づいたときに、「やっぱり音(音楽)って楽しい!」という再発見がありました。

NUARL NT01AXユーザーならば、今、かなり耳が肥えているかと思います。 普段から高音質のイヤホンで聴いていると、無意識のうちにそれに慣れるのでしょう。 他のイヤホンで聴いた時に、音の違いが明確に分かるようなります。

まさに、そこが面白いところ。 そんな、さらに楽しみを広げるために、イヤホンのアップグレードをお勧めします。

NUARL NT01AXの音色が好きな人であれば、僕の好きなFinal Heavenシリーズがフィットする人もいるんじゃないでしょうか。

豊かな表現力が、アーティストの意思をより伝えてくれる

今回久しぶりにHeaven5 Agingを聴いて感じたのは、音の良さです。

違いは表現力の豊かさ だと思います。 具体的にいうと、それぞれの楽器の音の分離でしょうか。

演奏者たちが、一つの空間で演奏している感じがあるのです。

この音の明瞭さをというのは、NUARL NT01AXだけで数ヶ月過ごしたのちに、Final Heaven5 Agingを聴いてみたときに、はっきりと分かりました。

グレードアップするなら有線!の理由

なぜ有線のイヤホンかというと、やはりコスパ。

ワイヤレスは、まだまだ成長と技術革新の真っ最中。 一方、有線は歴史も長く、成熟された領域。 これまでの歴史がある分、技術とコストの面が洗練されているという訳です。

ワイヤレスと有線の同価格のイヤホンを比較したとしましょう。 この場合、有線の方が「数段上のレベル」の品質で聴ける 可能性が、高いのです。

ワイヤレスと有線では、用途が違うことをお忘れなく! 単純に比較しても、あまり意味を成しません。

大好きなFinalのHeavenシリーズ

FinalのHeavenにはシリーズがあります。 ぼくの5は、ちょうど中間のクラスでしょうか。 数字の高いほど、ハイエンドに寄っていきます。

NUARL NT01AXユーザーが買うのであれば、Heaven4か、Heaven5になるかと思います。

5を購入するときに散々悩みまして、結構聴き比べました。 やはり、4は5に比べて若干荒い気がしました。 自分の好きな曲の高音域が、ほんの少しだけガサついたのが気になりました。

Final Heaven5は2タイプあります

Heaven5には2種類あり、スタンダードなHeaven5と、ちょっと変わり種のHeaven5 Agingというモデルがあります。

Agingは、本体自体が、真鍮が剥き出し。 使うたびに味が出るように、とのことです。 確かに、使ううちに黒ずみも傷もできるのですが、良い雰囲気になっていきます。

しかし、違いは見た目だけではありません。 音の傾向も、違います。

スタンダードなHeaven5は、タイトでソリッドな音 です。 Heaven5 Agingは、キレはあるけれどどこかしら柔らかな印象 を残す音。

このクラスになると、どちらが良い悪いではないです。 自分の好みで選んで良いですね。

自分の好きな曲とマッチしているか、などで気持ちの良い方を選べば良いでしょう。

Heaven5、むちゃくちゃ安くなってる!

スタンダードなHeaven5、Amazonでむちゃくちゃ安くなっている! ちょっと手を出したいレベル。

2019/11/25現在でamazonでは、16,556円で販売されています。 (公式ネットショップで現在販売していないようです)

公式ネットショップでの、Agingの販売価格が38,500円(税込)。 このことを考えると、定価からの値引率のエグさが想像できます。

Heaven V Aging 商品詳細|final DIRECT SHOP

気になる方は、手に入れる良い機会かと思います。

Heaven5 Agingの音が好き

Final Heaven5 Agingはとにかく音が繊細で、それぞれの音の分離はしつつも、出てくる音はどこか柔らかい感じ。 まさしく、真鍮らしい金属の柔らかさといった感じ。

そのせいか、スネアのリムショットや、シンバル系の音など、金属の音はたまらないです。 僕は、とにかく大好きですね。

Agingの「エイジングで味が出るイヤホン」、というイヤホンとは思えないコンセプトも刺さりました。

iPhoneで接続するならポタアンで

Lightningの変換アダプタを使うか、小型のポタアンを使うのが良いでしょう。 できたら、純正は避けた方が良いようです。

僕が使っているのはロジテックのヘッドホンアンプ

ただ、これ。 デフォルトで音が大きめ。 最小でも静かな場所だと、「あと一目盛り下げたいのに!」と感じます。

良いイヤホンだと、ボリュームが小さくても、楽しく音楽を聴けるというメリットもありますね。

まとめ:好きな音色が聴こえると、また音楽が楽しくなる

半分封印しかけていた Final Heaven5 Aging。 久しぶりに聴いてみて、グッとくる感じがすごくあって、感動しましたね。

音質が良いとはなんなのか。 そして、自分が好きな音はなんなのか。

色々なイヤホンを聴いていくと、だんだんと、これがはっきりしてきます。

今回は、イヤホンの深淵にちょっとだけ触れたような気がしました。

final Heaven V aging バランスドアーマチュア型
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ChaosBoy

テーマは「脱・思考停止」。
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