Macのライブ変換が快適になる、たったひとつの考え方
MacOSの日本語ライブ変換使ってますか? 独特な使い心地から、使うのをやめてしまった人もたくさんいることでしょう。
ただ、使い方さえ理解してしまえば、どちらかといえば便利に使い倒せます。
大事なのは、「ライブ変換は文脈を捉えて随時変換を行う」ということ。 これを理解すれば、かなり快適に使いこなすことが可能です。 ここがつかめないとストレスがたまり、「なんだこれ、誤変換ばっかだ、使えねぇ」ってなっちゃいます。
僕もなっちゃってました。
ただ、Macならではの斬新な機能だし、もう一度見直してみようと思い使い続けた結果・・・かなり便利ということを深く理解しました。
特に長文の入力において、利便性が向上し、文字入力がだいぶ効率化されました。 この記事ではライブ変換を挫折した僕が、たった一つの意識を変えることで快適に使えるようになったコツ をお伝えしたいと思います。
- Macのライブ変換を嫌いになったわけ
- Macのライブ変換が快適になるたったひとつの考え方
- 「タイプミスを修正する」オプション
- 「Windows風のキー操作」オプション
- 日本語から英語への切り替えキーが変更されてた
- まとめ:ライブ変換でガンガン書き進められる快感を
Macのライブ変換を嫌いになったわけ
好き嫌いがとても分かれるライブ変換。 ぶっちゃけライブ変換には当初、だいぶ抵抗がありました。 というか、僕も嫌いでした。
google日本語との違いが大きすぎた のです。
斬新な機能ゆえ、操作感の違いへの戸惑いからか、ものすごく違和感を感じてしまったんですよね。
ただ、考え方を変えてみただけで一気に馴染みが変わりました。
Macのライブ変換が快適になるたったひとつの考え方
ライブ変換は長文を書いていく途中で、漢字の変換が進んでいきます。 書き出しの最初の単語は、想定した漢字が出ないことがほとんど。 ここに、ストレスを感じる方が多いようです。
ですが、ここで焦らず落ち着いて書き続けてみてください。 文章を描き進めるにつれ、適切な漢字にリアルタイムで変換 されていきます。
書いた文脈によって、適正な漢字かを判断しているという感じです。
この挙動を理解して、慣れてしまえば全くストレスがなくなります。 要するに大事なことは、ライブ変換を信じて書き進める、ということです!
弱点
文脈で文章を判断しているためか、単語のみを入力するときには誤変換が起こりやすい印象もあります。 その点は弱点かもしれません。
コーディングにはどうかな?
コーディング中に日本語を使う際は、単語のようなものがほとんどかと思います。
となると、やはり上記の弱点が目立つようになります。 使い慣らしていけば、変換内容も学習されていくのでだんだんと精度は上がりますが、それまで我慢できるかというところですね。
「タイプミスを修正する」オプション
読んで字のごとく、自動でスペルミスを直してくれるものです。 英語を翻訳しながらなんとか読んでいるような自分としては、とってもありがたい機能なんですが、不便な点もあります。
アルファベットで独自の略語みたいなものをメモったりすると、スペルミスと判断され、似た英単語に変換されることがあります。
使いどころがなかなか悩ましい機能ですね。
「Windows風のキー操作」オプション
この機能は読んで字のごとく、Windowsで搭載されているIMEの挙動に近づけるものです。 業務で仕方なくmacを使う方や、WinとMacを併用しながらの方にとってはこれはありがたい機能です。
ライブ変換を ONにしているなら、これは外した方がスムーズな気がします。 Macしか使わなかったり、現状でMacの変換に問題を感じていないなら、ONにしなくていいでしょう。
僕は、Google日本語から乗り換えた後でも、この設定をOFFです。 特に、違和感はありません。 むしろ、つまづくことが少ないという実感があったので、継続しています。
日本語から英語への切り替えキーが変更されてた
それまで純正のままcmd
+ space
で行なっていたものが、spotlight検索が起動する割り当てに変更になっていました。
で、肝心の日本語切り替えは、ctrl
+ space
で行うことができます。
僕は不便なので、元の設定にカスタマイズしています。
まとめ:ライブ変換でガンガン書き進められる快感を
とにかく書き続けていくと、どんどん正しい漢字に変換されていくのでそれを待つという新しい思考に切り替える必要がります。
これをきっかけで、Apple純正で用意されているアプリケーションを積極的に使っていこうと思うようになりました。
より効率的な文章入力を求めているのならば、一度試してみる価値はあると思いますよ。
ChaosBoy
テーマは「脱・思考停止」。
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