ジュニアNISA口座を作るときに必要な子供用のメールアドレス取得と銀行口座

ジュニアNISA口座を作りました。

僕の家族は、夫婦共に証券口座を持っています。 基本的には、つみたてNISAとidecoを利用するために使っています。

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これにプラスして、子供用に「ジュニアNISA口座を作りたい」と思ったのがきっかけで、子供用の口座類を作りに至りました。 ジュニアNISAの目的は、「子供が成人した時に少しでも金銭的に有利な人生を送って欲しい」という思いからです。 幼児期のうちにいただいたお年玉やお祝いなどのお金、また僕の臨時に使えるお金などを地道に積み上げていければいいなと思っています。

購入しているのはインデックス投信とはいえ、株式です。 元本を毀損する可能性があることは、忘れてはなりません。

さて、このジュニアNISAですが、口座の開設が微妙に面倒でした。 子供用の口座開設には、自分用の口座を作るよりもちょっと考えなければいけないハードルがあるのです。

特に調べないと分からなかったのが、以下の二つのハードル。

  • 幼児用のメールアドレスの取得
  • 幼児用の銀行口座の開設

この記事では、これらハードルを首尾よく解決するために必要なことを、実際の体験を通して紹介していきます。

子供用に、証券口座だけではなく、メールアドレスや銀行口座も作る良い機会となりました。 子供のためのお金の管理が、とても明確で便利です。

入金と購入の流れを把握する

まずは、銀行口座から証券口座のお金の流れを整理します。 これを理解しておくと、それぞれの口座の必要性が分かります。

  1. 銀行口座から証券口座へ入金手続き
  2. 証券口座に入金される
  3. 証券口座にあるお金で、株式などの証券を購入

銀行口座から、証券口座へお金を振り込みます。 証券口座と書きましたが、証券会社の中に自分専用の銀行口座があり、そこに振り込むイメージです。

この時点ではただ、証券口座にお金があるだけ。 この証券口座にあるお金を、株式などの証券の購入にあてることができます。

子供用のメールアドレスが必須

ネット証券やネット銀行のアカンウトを発行するには、メールアドレスが必須。 つまり、子供用のメールアドレスが必要 になります。

将来、本人に渡すことも含め、扱いやすいメールアカウントやサービスを利用したいところです。 検討したのは、googleのGmeilか、AppleのiCloudの二つでした。

ネット証券やネット銀行に限らず、ウェブ系のサービスを利用するには必要になるケースが多いです。 子供が理解できるようになってからでも良いのですが、意外と早いタイミングで必要になりそうな気がします。 何と言ってもインターネット・ネイティブ世代ですからね。

google(Gmail)

まず最初に思いついたのは、google。

ですが、13歳未満の場合はgoogleのアカウントを作成できません。 全く推奨できませんが、年齢を偽れば可能らしいです。 う、うーん😓

iCloud

Appleが提供しているiCloudであれば、13歳未満の子供用のアカウントを作成可能です。 ファミリー共有とお子様用の Apple ID - Apple サポート 親のアカウントと紐づけて管理する形ですね。

親がiPhoneなどのApple製品ユーザーであれば、非常に親和性が高いのでおすすめできます。 メールアドレスの発行のみならず、コンテンツの管理も可能だからです。

手順に沿って行うことで、メールアカウントが発行できます。 僕は、iCloudのメールをブラウザで見られる機能を利用しています。 Sign in to iCloud - Apple メールクライアントを設定する手間が不要です。

メールアドレスに関しては、本人認証的な意味で使われる場面も多く、以前よりも気軽に発行するのが難しくなっている印象です。 その点、iCloudで親として管理ができるスタイルを取れるのは、安心感があります。

いつか、子供にメールアドレスを引き継ぐ際にも、スムーズに移行ができそうな気がします。

未成年用の「銀行口座」の開設

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銀行口座は幼児の口座を発行できるところが、意外と少ないです。 僕自身が普段愛用している、SBIのネットバンクでも開設ができませんでした。

開設可能ないくつかのネットバンクを吟味しましたが、楽天銀行に決めました。 webでの使い勝手の良さは素晴らしいです。 また、僕も、奥さんも楽天銀行口座を持っていることが、決め手でした。

なぜ子供本人の銀行口座が必要なのか?

ネット証券会社にてお金を運用するには、子ども自身の銀行口座が必要になります。

というのも、証券口座への入金には、親名義の銀行口座から入金することはできません。 あくまで、「証券口座の名義人と銀行口座の名義人が一致」していないと、取引ができないということになっています。

親だから自分が振り込んでもいけそうなイメージなんですが、ダメなのでここは注意が必要です。 子供本人の銀行口座が必要になってきます。

未成年用の「証券口座」の開設

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ジュニアNISAを開設するには、未成年口座に対応している証券会社である必要があります。 これは心配いりません。 主要な証券会社であれば、対応しているところがほとんどです。

この段階では、どのネット証券会社を選ぶかで、少し悩みました。 ネット証券の2大巨頭である、SBI証券か楽天証券か・・・。

最初はUIがわかりやすい楽天証券が良いと思ったのですが、調べていると気になるところがありました。

楽天証券の子供用アカウントの注意点

以下の二つのことができません。

  • 未成年口座でマネーブリッジは使えない
  • 海外ETFを買うことができない

マネーブリッジは楽天銀行口座にお金が入っていれば、証券口座にお金を振り込む必要のないサービスです。 注文があった場合、証券口座に預けているお金が0円だったとしても、自動的に銀行口座から充当して購入してくれます。 購入時に、いちいち振り込み手続きを踏まなくて良い、という便利機能です。

しかし、未成年口座ではマネーブリッジが使えません!

また、海外ETFの購入をお考えの方も、現段階では取引ができないので注意しておく必要があります。

うちはSBI証券に

僕自身の証券口座がSBI証券のため、利便性を考えて未成年証券口座も揃えました。

また、未成年証券口座で海外ETFを買うことができる ことも、ちょっとだけプラスに作用しました。 これから色々と学んで、もうちょっとトライを広げたいときに、「選択肢として海外ETFがある方がより楽しめる」と思ったからです。

まとめ:iCloudと楽天銀行

意外と悩ましかった、メールアドレスの取得と子供用の銀行口座。 ジュニアNISAを始めようと思わなかったらぶつからない課題だけに、少々頭をひねりました。

今回採用した方法は、

  • Appleの提供するiCloud
  • 楽天の提供する楽天銀行

という、安心感のある選択ができました。 我ながら、なかなか良いところに落ち着いたなぁなど満足しています。

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