Apple tv+の海外ドラマにハマりました

Apple tv+は、Appleが提供する、オリジナル映像コンテンツのサービスです。 月額600円のサブスクリプション制で、Appleがつくる海外ドラマを見放題。

イメージとしては、NetflixやamazonのPrime Videoなどと似たサービスですね。 2019年11月のリリースで、これらの中ではかなり後発となります。

僕はApple tv 4Kを購入したため、1年間無料のキャンペーンを適用しています。

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ちなみにApple tv+は、iPadでもiPhoneでもサービスを使うことが可能です。 購入した映像コンテンツも、ファミリー共有していれば、それぞれが購入する必要はありません。

また、今後はFire TVや、その他のスマホでもアプリのリリースが、予定されています。 Apple製品のユーザーでなくても、見ることができるようになる、ということですね。

Morning Showと真相とServant

どの作品も、ストーリーの面白さと演出の力は、さすがエンターテイメント大国といった感じ。 一話の長さはまちまちで、30分のものもあれば、1時間のものもあります。

ただ、この一話ごとの質量が重い。 セットや撮影のクオリティを含め、映画並みです。

Morning Show(モーニングショー)

Morning Showはとにかく面白かった。 なんせ、登場人物同士のやりとりが、アグレッシブ。

個人的に良かったのが、日本との文化の違いを感じられたことです。 特に、仕事でのコミュニケーション。

日本では「実力主義」が導入されつつあるそうですけれど、「本当の実力主義ってこんな感じか!?」と驚きました。 日本でここまでシビアな会社というのは、ほとんど無いでしょう。

それと、仕事をキープすることがとても難しいというところ。 凡人の僕は、「日本は今くらいのゆるさでちょうどいいのかも・・・」と思っちゃいましたね。

真相(Truth be told)

真相の方は、設定が割と込み入っていて、時々混乱してしまいました。 決して面白くないわけではないのですが、所々で演出が冗長な気がしました。 ちょっと勿体つけすぎな感じもします。

ただ、緊張感のある展開が素晴らしく、飽きることはありません。

黒人と白人。 富裕と貧困。 娑婆と監獄。 親と子。

そんな対照的な要素が複雑に絡まっていく様子は、今の社会そのものを示しているような気もしますね。

ちなみに、主人公がpod castで大成功している設定だったり、iPhoneの機能をフル活用したりと、劇中の「Apple推し」がめっちゃ強いです。 うん、嫌いじゃない笑

Servant -ターナー家の子守-

演出がとにかくうまい。 めっちゃ怖い雰囲気を作るのが上手です。

実はなんてことも起こっていないシーンなのに、常にピリピリした怖さを張り巡らしている感じは、素晴らしいです。

特に音響による効果が素晴らしく、笑ってしまうほど奇妙で怖いです。

ポイント①:Apple製品推し

広告こそないものの、本編ではApple製品が無茶苦茶アピールされてます。 これも客観的に眺めていると、なかなか面白いです。

登場人物が使うスマホは全部iPhone。 オフィスのデスクトップは、Mac。 ラップトップはMacBook。 記者が音声の録音に使うのは、iPhoneのボイスメモアプリ!

徹底していて面白い。

さらに、Siriを使って電話かけてみたり、ケースなしのまま路上に落としても平気だったりと、随所でアピール。 僕の場合はこういうところもなんか、笑えて楽しいと感じます。

NetflixやAmazonもオリジナル・コンテンツを作っている訳ですが、こういうシーンはあまりない、という意味でも楽しめますね。

「経済的に貧しい人を描いた場合でも、スマホはiPhoneなのか?」など、ちょっと気になったりしてます。

ポイント②:既存のTVと広告の関係性

Youtubeなどの映像コンテンツが世界を席巻しています。 これらは面白い現象で、「広告主ありきのコンテンツ制作」から、「コンテンツありきの広告」とパラダイムシフトが起こっていることです。

広告主は、コンテンツに対してお金を払う。 この構造の変化により、クリエイターはよりコンテンツに集中できる環境が整ったというわけです。 もちろん、スポンサーであるAppleがいる限り、忖度がゼロになることはないでしょうが、既存のテレビよりも健全に感じます。

現在の既存のテレビの状況は、広告主のためにコンテンツを作っているような状況。 面白いかどうかではなく、「広告主の印象を悪くしないもの」を作ることが最優先です。

こんな状況では、無難なものばかりが量産されます。

ユーザーは、面白いものが見たい

ユーチューバーやPrime Videoの番組が支持されているのは、無難なものではなくよりクリエイティブなことを配信しているからでしょう。 そもそも、広告のために妙に表現の幅が狭められたり、歪められたりすることは、コンテンツの本質ではないでしょう。

挑戦的な行動が取れる個人であったり、インハウスで作るコンテンツの方が面白いと感じる人が多いのは自明なのです。

まとめ:本当に面白いコンテンツとは

日本の映画やテレビドラマでは、あからさまなターゲティングをもとに制作されている感が否めず、収益重視をするあまりコンテンツが無難なテーマであったり同じようなムードのものに偏っています。

広告モデルというのはそういうものなのだと思います。 しかし、ユーザーはすでにそう言ったビジネスモデルが作り出すコンテンツに、興味や関心を失っています。

そんなタイミングでAmazonやNetflix、Appleが自社で映像コンテンツを制作しています。 彼らの持つ巨大な資金のもとに、クリエイティブで高品質な作品が作られている。

これらが既存のテレビよりも面白いのは、想像に難くありません。

どんな作品が生まれてくるのか、今後が楽しみです。

Apple TV 4K (64GB)
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ChaosBoy

テーマは「脱・思考停止」。
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