SBIネット銀行のカーローンを申請してみた
車を購入することになりました。 ここ最近は、まずまず都会に近いところに住んでいたので、車は全く不要でした。 車はお金がかかるので、なるべく所有しないようにしていたのですが・・・家族で必要ということになり、買うことにしたのです。
ただ、貯蓄はキープしたい。 となると、やはりカーローンが有利ですよね。 それも、銀行のカーローンが低金利です。
初めての体験ですが、ネット銀行のカーローンに挑戦してみました。
今回は、住信SBIネット銀行を選びました。 普段、メインの口座として活用していて、積立nisaやidecoでは、SBI証券を利用しています。 両サービスを通じてSBIに対して好感を持っていたため、SBIネット銀行でカーローンを利用することにしました。
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SBIネット銀行の良いところは、使い心地がスマホなどにきっちり最適化されているところ。 非常に使いやすく、普段からメインの銀行口座として活用しています。
僕はSBIネット銀行の他に、りそな銀行、三菱東京UFJ銀行、Sony銀行、楽天銀行などの口座を持っています。 ですが、楽天銀行以外は、どうにもスマホやネットでの利用がしづらいんです。
全体の流れ
- 仮審査申請
- 仮審査結果(上限金額判明)
- 車を決める
- 正式審査依頼:見積書あるいは注文書+振込依頼書の提出
- 正式審査依頼:必要書類を銀行に提出する
- 正式審査開始(職場への在籍確認)
- 融資金が振り込まれる
- 自動車の購入先へ振り込み
気をつける点としては、融資の上限金額が確定してから、車を決めた方が良い部分でしょうか。 注文する前に、仮審査をしておきましょう。
仮審査申請と結果
仮審査の返答はかなり早いです。 本当に2営業日以内に、回答をもらえました。
この結果で、融資金額の上限が明らかになります。 必ずしも希望した満額が融資されるわけではなく、希望額の中で上限を提示されます。 僕の場合は、200万を希望したのですが、150万円まで融資が可能とのことでした。
書類提出期限
書類の提示期限は、仮審査の申請からちょうど一ヶ月ほど。 この時点で、どの車にするかも決まっておらず、そもそも購入するかどうかも曖昧でした。 仮審査通過を機に、車を購入する方向で真剣に検討することにしました。 もし、自動車購入の意思がある場合は、ある程度目星をつけておく と、焦らないで済むでしょう。
自動車を決める〜正式審査
そして、販売店にて契約を済ませました。
注意ポイント
ここから正式審査になるのですが、注意ポイントです。 正式審査なのですが、それに必要な書類を見直してみましょう。
- 見積書 or 注文書
- 振込依頼書(振込先がわかる書類)
- 本人確認書類
- 収入確認書類(融資が100万円以上の場合)
いたって常識的に見えます。 しかし、注意が必要なのは、この流れそのもの。
「自動車はいつ買うの?」
この段階で、あくまで正式な 「審査」 なのです。 つまり、審査に落ちる可能性が残っているということです。
しかしながら、この流れだと、注文後に正式審査をしなければいけないのです。 SBIネット銀行側もその流れを想定しているような書き方です。
振込依頼書を求められている時点で、オーダーは確定していないと難しい流れですよね。
結局、注文(契約)をした後に提出するとなると、正式審査通らなかったらどないすんねん、ということになります。
上記の流れを考えると、仮審査自体が通った時点で、ほとんど問題がない、という状況なのかもしれません。
ちなみに正式審査が通らない可能性として、SBIネット銀行では以下のように説明しています。
在籍確認について 正式審査中、勤務先の在籍確認のためにご登録いただいた勤務先にお電話させていただきます。在籍確認がとれない場合、申込みを取下げとさせていただく場合がございますのであらかじめご了承ください。
というわけで、在籍確認が普通に完了すれば問題ありません。 でも、僕のように派遣社員だと、このあたりが非常に不安な部分でもあります。
在籍確認の電話
しかも、昨今の会社なんて、それぞれにスマホなどが配られてます。
代表電話での応対事態がレア。 だから、社内で妙に目立ってしまう というわけです。
とはいえ、後ろめたいことは何一つないわけで、負い目を感じること自体がナンセンス。 と、言い聞かせて、堂々としてましょう。
電話口のオペレーターの方が 「本人確認の質問・・・はちょっと難しい感じですよね」と気遣ってくれました。 確かに、あの場で生年月日やら住所氏名を言うのは、抵抗がありました。 その雰囲気を、電話口にて察してくれたのだと思います。 お気遣いに感謝ですね。
いやしかし、悪いことしてる訳じゃないんだけど・・・ なんとなく、負い目を感じてしまうのは何故なのか。
正式審査通過
早くて素晴らしい。 これこそ、ネットバンクの底力ですね。
ここから契約手続きとなります。 当日は19:30以降にならないと、契約手続きができないですよーっとメールに記載されていました。 まさにその通りで、メール着信直後では、エラー画面となっていました。
19:30を過ぎてから、アクセスすると、画面が登場していました。 速やかに、必要事項を入力。 自身の口座に振り込んで欲しい日が設定できます。 月を跨ぐ場合、時間的な余裕があれば翌月に設定するのが良いでしょう。 入力が終わると、すぐに確認メールが届きました。
翌日の朝、融資実行予定日の連絡が来ていました。
融資予定日の当日
この振り込まれるお金の内訳は、 融資総額 - 事務手数料 = SBIネット銀行から購入代金に充てられるお金。
今回の僕の例で、分かりやすく表現してみます。
150万円 - 3万円 = 147万円
。
この147万円が実質、購入に充てられるお金になります。
車両が150万円。
この足りない分は、口座に入金された残高から差し引かれ、購入先へ振り込まれました。
最初、ちょっと曖昧に感じたのは、融資金の振り込みのあたり。 振り込み依頼用紙なども、正式審査に含まれていたので、てっきり銀行側から振り込まれるのかと思っていました。
これは完全な勘違い。 冷静に考えてみれば、自分の口座から振り込まれなければ意味がないですよね。
融資の契約がまとまった後での連絡で、このように明記されていました。
借入希望日当日になりましたら、お客さまの代表口座へご融資金(事務取扱 手数料を除く)を入金し、ご依頼いただいた内容で振込みます。
と言うわけで、一旦自身の口座に振り込まれ、その後に自分の口座より購入先へ振り込むと言うことになります。 そして、この振込の流れは、SBIネット銀行側が全部やってくれます。 こちらは、その日をただ待てば良いというわけです。
まとめ:派遣な僕でも銀行のカーローンは通りました
- 税込年収400万円程度
- 既婚
- 借家
- 非正規雇用(派遣)
結果的に、150万円ほど、銀行から借り入れることができました。 希望の200万円は叶いませんでしたが、中古車であれば150万円あれば十分ですね。
審査のハードルを考察
プラスに働いたのは、SBI関連サービスを利用しているからでしょう。
- SBIネット銀行を「給与受け取り口座」にしている
- SBI証券で投資信託を運用している
つまり、実質上銀行側が僕のキャッシュフローを把握できているということ。 これは、給料や投資信託に預けている資産を、抑えられているようなものですね。
銀行側も返済が滞ってしまっては、元も子もないです。 そのあたりのリスクヘッジをしやすい状況にあることで、融資へのハードルが下がったということでしょう。
逆に言えば、この状況を作っておけば、社会的地位などに関係なくローンは通りやすくなるはずです。 確実にローンの審査を通過したい時には、メインバンクに仮審査を出すと良いでしょう。
ローンの最大の魅力。 それれは、支払い期間を伸ばすことによって、手元のキャッシュを上手にコントロールできる点 です。 あくまで、その範囲を超えないようにやりくりしながら、賢くおつきあいしたいものです。
workshift | 2022-12-05
ChaosBoy
テーマは「脱・思考停止」。
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