僕が派遣会社を信頼できなくなった理由をまとめる

covid19影響にて、派遣先からの契約満了を言い渡されたことを機に、派遣会社を辞める無期雇用派遣の僕。 先日のエントリーで話題にしましたね。

無期雇用の派遣先の業務が終了に伴う、自己都合・会社都合退職を考える
今回分かったことは、無期雇用派遣には事実上会社都合退社がほとんどありえない。これは失業保険の給付を受ける際にとても不利だということです。...

とにかく、無期雇用派遣という契約が、かなりネガティブに働きます。 「退社理由が自己都合退社」ということを、避けられないんですね。

そうなると、失業保険の給付金の受け取りが遅れる可能性があり、生活に支障をきたします。

とはいえ、「理由」によっては自己都合退社でも、すぐに受け取れます。 実は、会社都合か自己都合か、というだけで判断される訳ではない のですね。

つまり、大事になるのは、理由。 「なぜ今いる派遣会社を辞めたいのか?」を明確にする必要があります。

特に、自己都合退社が納得のいかない場合は、再考する価値があります。

僕の場合は、エージェントに問題があり、信用ができないこと。 これに尽きます。 実際に彼らが行ってきたことを、まとめていきたいと思います。

自己都合退社でも失業保険を有利に受け取る為に

自己都合退社で一番ネックとなるのが、失業保険の受け取りです。

40歳を超えていますので、次の職場を探すにしても、スムーズに決まるとは思えません。 つまり、自己都合でも早く失業給付金を受け取れるようにしないと、不安で仕方ない訳ですね。

しかし、理由によっては自己都合でも、早く給付を受けられることも少なくありません。

失業保険の特定受給資格者と特定理由離職者
実は、失業保険の受給資格の判定は、自己都合か会社都合かではありません。自己都合でもそれなりの理由があればちゃんとした判断が下されるようですよ。...

僕はこれまでエージェントに不信感を持っていました。 それを明確にすることで、それなりの「理由」になるのではないかと思い、まとめてみることにしたという訳です。

エージェントが狡猾

担当エージェントが本当に大事なことを伝えなかったり、ポジショントークをしたり、自分に有利なことしか言わなかったりとしたことが続きました。

怪しいな?と思って追求すると、メールから電話に切り替えて、連絡してきたりするのです。 今思えば、エビデンスに残らないようにしていたとしか思えません。

「無期に転換しないと契約の続行はありません」と言われる

有期で三年ほど経ったのちに、無期転換についてのお話しがありました。 その時に、「無期に転換しない場合、有期契約の続行もありません」と伝えられました。

後々、考えると、これには二つほど要素がありました。 ひとつめは「派遣3年ルール」というもの。 僕は有期で三年が経過したので、それ以上、同じ職場の同じ課で派遣スタッフとして働くことができないのです。

つまり、契約の続行がない、というのはこの点です。 問題があるんじゃないかと勘ぐりましたが、それは違いました。

つまり、エージェントはこの「抵触日」のタイミングで無期転換を進めてきたということです。

エージェントからすれば、派遣先で安定してる派遣社員を多く残せた方が、便利なので、そのような提案になったということです。

なんとなく、脅迫めいた感じを受けたのですが、この点についてはなんの問題もない発言だったと気づきました。

ただ、法律に則っているとは言え、実質一択の質問を強いていることに違いありません。 派遣の立場の弱さですが、これも一つの材料として、持っておいて無駄ではないでしょう。

契約期間が存在しているように詐称する

これはかなり悪質。 無期雇用派遣の複雑な点でもあり、気にしていない人も多いかもしれません。

まず、無期雇用派遣は、派遣会社と自分との契約です。 派遣先への派遣期間が半年ごとに設定されますが、これは、派遣先と派遣元が契約をします。 つまり、自分の縛りとは無関係です。

自分はあくまで派遣元に在籍しているので、期間はないのです。 だから、無期雇用派遣。

だから、現在派遣中でも 派遣期間中のいつでも、会社を辞めたり、別の派遣先に行っても問題はない のです。

おそらく、これこそが 無期雇用派遣に許された唯一のメリット だと思います。

さて、これをうちのエージェント。 巧妙な口車で、「派遣期間中は辞められない」という空気を出してくるのです。 これは嘘です。

エージェントにとっては、この契約期間中に派遣先の在籍メンバーが変わるというのは、面倒ごと。 契約を守るために、代わりのメンバーを用意しなければならないですよね。

そこで、「契約期間中は辞めちゃダメなんだ」という勘違いをさせることで、楽に人を管理することができるというわけです。

次の紹介先では、給料が下がることを了承しろと通達

「時給が100円ほど下がりますけど、了承しちゃってください!」 みたいな軽いノリで、ほんの一文添えられていました。

でもね、100円って、無茶苦茶大きい訳ですよ。 年間で20万円ほどにもなるんです。 年収が20万円も下がることを、 こんな軽いノリで、 それもついでという感じで、 しかも、紹介もしていない時点で予め了承しろとは、 人を食い物にしているとしか思えません。

こんなエージェントが信頼に値するのでしょうかね。

まとめ:理由が整理できた後は、エビデンスに残す作業へ

さて、ここまで自分が理不尽だと感じてきたことを、書き連ねてきました。 僕自身、この派遣会社に嫌気がさした理由を、整理することができました。

これらのエージェントの態度、これらへの不信感が、この際に明確になり爆発したということです。

さて、ここからは、これらの証拠を残していく作業になります。 その方法については、別の記事でまとめていきます。

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ChaosBoy

テーマは「脱・思考停止」。
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