Appleの高価格化は5G普及までの戦略。インフラの激変で革新的なデバイスが生まれる予感
Appleの業績が思うようになっていないと、話題になっていますね。 製品の高価格化が、その重要な要因の一つとして挙げられているようです。
実際、iPhoneはむちゃくちゃ高くなりましたね。 15万円を超えるモデルも、出てきています。
- デバイスの進化で陳腐化しづらくなってきた
- Macは価格の設計の上手さはブランドのアイデンティティを確立するためか
- ぼくもXは最低4年間は使おうと決意して買った
- 5GでiPhoneにも大きな変化が訪れる・・・と思う
- Appleは5Gでもういちど開花する
デバイスの進化で陳腐化しづらくなってきた
デバイスのスペックがコンテンツに左右されなくなってきた
コンテンツがリッチになるほど、デバイスにスペックが求められるわけです。 そこで、数年おきにスペックを強化したデバイスをリリースする。
そんなサイクルがしばらく続いていたわけですが、デバイスが進化している現在。 その課題は、ある程度解決しつつあるのかも知れません。
ぶっちゃけ、ユーザーからすれば、スペックなんてものは、コンテンツをスムーズに楽しめるだけあれば、それで十分 なわけです。 となると、ユーザーがハイスペックなiPhoneを買い換えるサイクルが、倍くらいになってもおかしくありません。 買い換える必要がないから です。
そういった背景を考えると、高価格化は不自然な流れではないと思います。
価格の設計の上手さはブランドのアイデンティティを確立するためか
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ユーザーをこれだけ悩ませるのは、Appleの狙いどおりの価格設定なのだと思います。
一つ言えるのは、彼らは安いものを売ろうと思っていない ことです。 今回、MacBook12インチを調べて思ったのは、決して廉価版ではないということ。 Appleは廉価版などを作ろうとなんて、思っていないのです。
例えば、ヴィトンの製品にコスパを求める人は、少ないと思います。 バッグ一つとっても、もっと安価で品質も普通のものはたくさんあるのです。
Macはそれと似た意味で、本質的なブランド化を図っているのだと思います。
ぼくもXは最低4年間は使おうと決意して買った
実際、僕がXを買うときに決めたのは、「最低4年間は使おう」というものでした。 それまで、2年おきに買い替えていたのに、です。 そんな決意が必要なくらいに、「高くなったな」と感じました。
実際のところ、高価格化したこと以上に、モデルチェンジごとの「革新のステップの幅が小さくなった」と感じていたからです。 これは「Appleに革新的なプロダクトを作る力がなくなった」とか、「ジョブズがいないから」とか、そういうことでもないと思います。 (いや、そうなのかもしれないけれども)
もう、革新的な何かを入れる必要がないほどに、成熟・洗練されてきている。 そんな域に到達したプロダクトなのではないかと思います。
5GでiPhoneにも大きな変化が訪れる・・・と思う
つまり、それに耐えうるスペックのデバイスが求められるようになります。 単にデータのやり取りではなく、全く新しいアプリケーションが生まれると思います。
おそらく、そんな流れを牽引する形で、新たな製品を生み出すと思います。
まとめ:Appleは5Gでもういちど開花する
Appleはそんな中でも、業界の先陣を切り続けるポテンシャルを、十分に持っている企業だと思っています。 逆に、この環境の変化を牽引できなければ、Appleは本当に終わっている企業となってしまうのだと思います。
あらゆることが、テクノロジーの進化で変わる未来。 ぼくは、それが楽しみで仕方ありません。
ChaosBoy
テーマは「脱・思考停止」。
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