Kindleでwebページを文章化して読む方法

Kindle Paperwhiteで見られたら便利だなぁと思うものは、webページです。 スマホだと読みづらい、「読み応えのある長文」をじっくり読みたい時などは特に。

Kindleの文字の読みやすさ、疲れにくさを体験すると、割と頻繁にそんな想いに駆られます。

そんな気持ちを知ってか知らずか、Kindleにはブラウザがついています。 しかしながら、Kindle端末に搭載されたブラウザは、実用に耐えません。

eインクというディスプレイの技術こそが、Kindleの読みやすさと疲れにくさを実現しています。 その代わり、画面表示に時間がかかります。 電子書籍の文章でも、ページの切り替えにラグが生じます。

webページは情報量が多いため、そのeインクの仕組みこそが、デメリットになるわけです。 1ページだけでも表示に時間がかかる上に、頻繁にリンクを行ったり来たりするwebサイトの閲覧には、向いて無いと言わざるを得ないですね。

でも、やっぱり・・・Kindleで効率よく読みたい!

そこで、ブラウザ以外の方法で、Kindleでweb上の記事を読む方法を探してみました。

instapaperやPocketというアプリがあります。 webページを保存して、後からじっくり読むことができたりするアプリです。

ちょっとギークな使い方ですが、これらアプリを活用することで、webページをKindleで電子書籍のように読むことができるようになります。

Kindleのおさらい:Kindle専用のメールアドレスにドキュメントを送れる

Kindleには、デバイス固有のメールアドレスが付与されています。 そこ宛てにファイルを添付したメールを送信すると、Kindleでファイルの閲覧が可能になります。

ウェブじゃなくて、もし手元にある文書ファイルを読みたいのであれば、この方法で快適に読むことができます。

効率よく読書するのにはKindlePaperwhiteが最適だった
とにかく目に優しくて読書に没入できる素敵な電子書籍デバイスのKindle。ノイズの多いスマホやタブレットよりもはるかに効率よく、読書を楽しむことができます。...

webページをPDF化してKindleに送る

webページを、何らかの文章ファイルにして送ってしまえば読めます。 最初に思いついたのはPDF。

PDFになってるドキュメントは普通にKindleで読めました。 なので、「webページもPDF化さえできれば・・・!」と思ったのですが、簡単にはできなさそう。 諦めました。 安易すぎたか・・・

Push to KindleでKindleに送る!

Push to Kindleという、ブラウザのエクステンションがあります。 chromeとsafariどちらでも対応しています。 (スマホでも動くのかな??)

これは、今開いているページをKindleに送ってくれます。 ブラウザ上のボタンを押すだけなので、超気軽。

PC用chrome版

Push to Kindle - Chrome ウェブストア

PC用safari版

Apple - Safari - Safari Extensions Gallery

しかし、画像データが多いなど、重いページの場合は注意。 送れるサイズに上限があるようで、それ以上になると、送信がエラーになってしまいました。 うーん、ボリュームのあるコンテンツこそ、Kindleで読みたいんだがなぁ・・・😓

ReabbleっていうRSSサービスでもできるらしい

どうせだったら、RSSごと呼べないかなーと思い立ちました。

どうやら、「reabbleというサービスを介してRSSリーダー参照する」ことで、Kindleで表示することが可能とのこと。

KindleでRSSリーダーが使えるようになる「Reabble」 - GIGAZINE

この方法だと、二つのサービスを併用する必要があるようです。

仕組みを整理してみると、 InoreaderというRSSリーダーに登録された記事を、reabbleというwebサービスが、Kindleでみやすいように整形。 それをKindleのブラウザに表示してくれるというもの。

僕のメインのRSSリーダーが違うので、若干不便な気がしましたが、トライ。

Rssリーダー「Inoreader」というサービスを使う必要があります。 Inoreader - The content reader for power users who want to save time.

Reabbleというサービスでアカウントを作成して、Inoreaderと連携します。 Reabble - Read RSS Feeds on Amazon Kindle

早速使ってみたんですが、ページのロードが全然終わりませぇん😢 何でや。。。

InstapaperからKindleに送る

「灯台下暗し」というのはこのこと。 InstapaperにKindleに送信する機能が備わっておりました。

なかなかの高機能で、送信するタイミングを設定できたりします。 例えば、「毎週月曜日の19:00に登録されたページを送信する!」とか。

設定画面はこんな感じ。

Kindle Email AddressにKindle用のメールアドレスを設定すればOK。

これで、登録されているページをまとめて送ってくれます。 逆に、登録されているページすべてを送ってしまうので、「一度見たけどすこし置いておきたい記事」と、「あたらしくkindleで読みたい記事」が混在すると、ちょっと不便。

また、記事がたくさんあったりすると、なんか読みづらかったです。 UIの操作感が今一つで、わかりにくいのもその一因。

あまり記事が多くなりすぎない状態で、送信するのが良さそうです。

instapaperやpocketを使い分ける

InstapaperPocketと似た機能をもつアプリ。 Instapapaerの特徴としては、pocketにくらべて、UIがシンプル。 アプリがモノトーンでまとめられていて、ストイックな雰囲気。

なので文章を集中して読みやすいことと、会社とかでこっそりwebサイトを読むときに、サボってる感を最小限に抑えることができる(と思っている)ため、使っていますw

Pocketのほうが便利な場面もあるので、そこは使い分けています。 (記事のロード時間の早さはPocketの方が早かったりするし)

そんなことから、instapaperは「Kindleに送りたい記事を保管する」ことに特化

RSSリーダーである、Feedlyには、Instapeper、Pocket共に保存する機能があります。 これを活用して、PCやスマホで読みたい記事と、Kindleで読みたい記事を使い分けています。

まとめ:アプリを使いこなしてweb記事も快適に

流れを整理してみましょう。

まず、気になるwebページを見つけたら、feedlyに購読したいサイトを登録します。 pocketは購読ではなくて、単体ページをセーブしておきたいときに利用します。

上記でためた記事の中で、Kindleでwebの記事を読みたくなった場合。

  1. まずはPush to Kindle (ブラウザ拡張アプリ)
  2. ダメだったら、instapaperを経由してKindleに送る

これでKindleで、確実にwebページの記事を読むことができるようになりました。

通常の電子書籍のような読み心地を、Kindle端末で実現することができます。 ぜひ一度、トライしてみてください。

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