メルカリの独特なお金のやりとりが面白い。独自経済圏は完成するのか
ここ数週間、メルカリを利用しています。 今まで溜め込んでいた服を売りに出しました〜。
結構、いい感じに売れて満足してます👍
フリマアプリと呼ばれており、アプリを通して自分の物を売ったり、誰かのものを買ったりできます。 ヤフオクと違うところは、オークション形式ではないことです。 フリマ形式は文字通り、提示された金額に対して値下げ交渉などが可能です。(今はヤフオクもフリマ形式を選ぶことができます) メルカリ スマホでかんたん フリマアプリ
断捨離とかそんな崇高なものではなく、コレクション状態の服を処分してお金に変え、投資に回そうという考えです💰
で、気づいたのですが、洋服でも投資っぽいことができるなぁと思いました。 それなりに希少価値のあるものを保有していれば、手に入れた時よりも多少は価値が上がる可能性があります。
かつてのスニーカー・ブームなんて、まさにそれでしょうね。
まさそんな感じで、買い集めた服たちが、購入時よりもちょっとだけ高く買ってもらうことができました。 まぁ、服が好きなので、売買の利益が目的になっちゃうと、個人的には面白くないんですけどね〜
メルカリ経済圏ができつつある・・・のか?
さて、そんな中で気づいたメルカリの面白いところ。
販売した代金です。 売買が成立した後、発生する売上金は、【販売額 - 手数料(販売額の10%) - 送料】となります。 この売上金。 メルカリに対して、「振り込んでくれ」とオーダーして初めて振り込まれます。
ん? じゃあ、それまでこの売上金はどこにあるのか?
メルカリ内で使えるお金としてプール されているんですね。
ここで気づきました。 「つまりこれって、メルカリ経済圏じゃん」
もちろん、ユーザーにとってもメリットがあります。 ヘビーユーザーなら、「服はメルカリだけで買ってます」なんて人もいそう。 そんな人にとっては、いちいち振込だとかカード決済だとか、面倒でしかありません。 そんな時に、アプリ内にお金を保管しておければ、支払いも超スムーズというわけ。
メルカリ側にも良い影響があり、お金を保管しているユーザーに関しては、支払いに関する余計なトラブルが多少なりとも減るわけですね。
楽天ポイントによる、楽天経済圏と同じようなシステムが出来上がっている。
メルカリというコミュニティの中限定で機能する通貨みたいに捉えると、非常に奥が深いなぁと思いました。 ビットコインなどの暗号通貨(仮想通貨をそう呼ぶようになったらしい)などが注目を浴びていますが、そういう使い方、お金の扱い方の概念の変化を彷彿とさせる出来事でした。
評価システムとして機能しても面白い
そして、ここにプール金の要素が加わるとどうでしょう?
「いくら以上プール金がある人は、条件が有利になりますよ」 みたいなことが可能になるんじゃないかと思います。 ちょうど、ネット銀行の手数料無料の枠みたいに、手数料が半額になりますーとか。
まとめ:お金の概念の変革が身近でも始まっている
そもそもメルカリはとても使いやすい。 とても細部までしっかり作っているのが伝わるので、サービスそのものに、とても好感が持てます。
今後、どんな面白いことをしてくれるのか、楽しみに見守りたいと思います。
ChaosBoy
テーマは「脱・思考停止」。
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