会社にコミット?正直ついていけないと思ってる?そんなあなたは正常です!
僕が過去に関係があった会社。
「会社にコミット!」 「クライアントにコミット!」
そんな言葉が飛び交っていました。 僕は昔から、なんとなく、そういう雰囲気が嫌いでした。
「コミット」の意味
そもそも、コミットが意味するところ全く理解できてない。 英和辞典で見てみると・・・
〈人などが〉 «…に/…することに» (本気で)取り組む, 専念する, 入れ込む 【人・組織などに】(真剣に)かかわる, 傾倒する, 献身する
ウィズダム英和辞典 / ウィズダム和英辞典
・・・むちゃくちゃ重い言葉なんすね。
そういえば、「コミットコミット言ってる奴」ほど、コミットのレベルが浅い そんなイメージです😆 真摯に「本気で責任を持った関わり」を理解できる頭を持っていれば、わざわざ、そんなことは主張しないんでしょう。
気持ち悪さの原因は「考え方を押し付けられている」から
会社へコミットするっていうのは、一体なんなんでしょうか? ここにおける気持ち悪さとは、「自分の利益を害しても、会社に対して献身する」ということにあると思います。 会社は宗教なのか?
本来の言葉にこういった意味は含まれないと思うのですが、会社で使われる場合はこういう圧力ってあるんじゃないでしょうか。 「残業しないといけない空気」みたいなね。
そもそも、なぜ、自分の利益を害する必要があるのか。
僕らが会社に所属して仕事をするのは、生活費という利益を得るためです。 それなのに、健康を害すようなことや家庭が崩壊するほどの時間的拘束などを求められるのか。
ただし、会社へのコミットが正解というカテゴリの人もいます。
- 自分で好きで会社を立ち上げた人
- その会社が好きで好きでたまらない人
この方々は今後もコミットが幸せとつながっていると思うので、邁進してください。 その環境はある意味で最高に幸運です。
さて当然ですが、僕のような人間は会社にコミットできません。 最近気付いたんですが、僕は仕事が好きなようです。 でもね、会社にコミットはしませんよ。
仕事と会社は別物ですから。
仕事にコミットする、でいいじゃん
というか、会社にコミットするというのは、ともすれば会社の利益と反することになりかねません。
会社からの評価を最優先するあまり、仕事がおろそかになるという本末転倒な場面が、多々見受けられます。 社内政治にだけ長けているがために、やたらと昇進しちゃう人。 でも、自身は全く仕事ができない。 その結果、できる人はどんどん辞めちゃって、できない人だけが会社に残る。
そんなパターン、結構ある気がするんです。
横文字のノリに騙されてないか?
会社側はそんなことはもちろん、わかっててやってるわけです。 じゃあなぜ、利益と反するようなことが起きるのに、こういうことを求めるのか。 それは、コントロールです。
コミットという耳障りの良い言葉のマジックに騙されてはいけません。 おそらく、大きな集団をまとめる側にとっての最大のメリットは、「会社のいう通りに動いてくれるやつがたくさんいること」です。
しかしね。 こんな感じの会社が最終的に成果を残せるんでしょうか。 結果は自明。
今支持されているFAANGなんかをみてください。全く違うベクトルで会社を運営していますよ。
まとめ:つか、自分の人生にコミットするのが最優先でしょ
平凡な僕がやるべきことは、むちゃくちゃシンプル。 「いいなぁ」と思えることだけをやり続けることです。
いいなぁと思えないことは、可能な限り関わる時間を減らします。 これは難しいようで、そんなに難しくありません。
文字通り自分の人生にコミットすると決めたなら、「会社内で上手く立ち回って可能な限り無駄な時間を減らすこと」なんて、そんなに大変じゃないです。 八方美人にでもなんでもなってやりましょう。 そういった視点で、この局面を軽やかに乗り切ってやりましょうよ。
ChaosBoy
テーマは「脱・思考停止」。
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