職業訓練の選考に落ちた

見事に選考落ちしましたね。 何がその理由なのかは曖昧ですが、まぁ、タイミングや運だと思います。

試験に関しては、さほど難しいものではなく、事前に勉強していたものよりも簡単なものでした。

面接でも特に気になる点はなくて、自分としては満足のいく選考だったと思います。

筆記試験は簡単だったので、やはり面接が中心ということのようです。 もちろん、筆記がダメならダメなのですが、多くの人は問題ないレベルでクリアできる内容です。

かといって、面接もごく普通のもの。 正直に答えていけば、問題なく済んでしまうようなものでした。

じゃあ、一体何がダメだったんでしょうか笑

ちなみに、僕が受けようと思ったのは6ヶ月のポリテクセンターでのコースです。 1年以上のものはもっと厳しい内容になるでしょうし、民間のスクール主催の3ヶ月程度のものではまた違うでしょう。

選考試験日、当日の様子

僕は受付開始ちょうどくらいに到着しましたが、その時点で応募者の半数以上が到着していた感じ。

一つ重要なこと。 面接の内容を書くシートは、着席時点から渡され、書いて良いと言われました。 つまり、30分ほど時間をかけてシートを埋めることができます。 別に埋めなくても良いんですが、面接官が理解していてくれていた方が便利なので活用した方が良いでしょう。

倍率

ICTエンジニアという学科でしたが、募集人数20名のところ、60名超。 3倍越えです。 ただ、前回募集文では4倍を超えていたので、まだマシだったと言えます。 IT系は今大人気らしく、応募殺到状態とのことです。

だったら、受講枠増やせよw

実際、IT関連はこれからの時代の要なのは、誰から見ても明白。 ハロワ関連でも「IT系は常に人手不足」って公言するくらい、認識してる訳です。

んで、受講したい人も激増なんだから、枠増やすかコース増やさなきゃダメでしょ。

筆記試験の感想

試験は、事前にチェックしていた過去問題のような形式ではありませんでした。 パンフレットに載っている例題と同じスタイル。 素直に、これに準じた問題をやっておけば良かった。

完全に二種目に分かれており、国数(25分)とそのあとで注意力試験(10分)という感じでした。

国数は、SPIを簡単にしたような内容 です。 計算問題では、ルートなどは出ませんでした。 文章問題も複雑ではありませんが、解き方が分からないとどうにもならない感じ。 25分あれば十分なほどで難しくありませんでした。

注意力試験は、一問につき30秒で間違い探しをするような内容です。 ちょっと集中力を欠いていると、終わってしまう点に注意です。

面接の感想

事前に「面接の内容を書く用紙」が渡されます。 面接で聞かれる主要な質問がすでに書いてあり、回答しておけます。

面接もそれに沿ったもの。 面接官もそのシートの内容を把握しているので、割と事務的に進んでいきます。 ただ、一個だけ意外な質問がありました。 「このコースの内容を教えてください」 想定していなかったので驚きましたが、志望動機ともリンクしているので、問題なく答えました。 これに関しては、面接官も「おっしゃる通りです」と言っていたのでパーフェクトだったのでしょう。

攻略法はあるのかを考察する

結論、攻略法はありません。 むしろ、深く考えるのは無駄な気がします。

なぜならば、「明確な指標が分からない」からです。 普通の試験ならば優秀なら優秀なほど良いのでしょうが、この訓練に関してはそれではダメです。

となると、面接官(あるいはその施設)から見て、「こいつは受講に値する」と判断がされます。 「独断と偏見」のような観点でしかなく、その基準は僕らからは分かりようがないのです。

もう一つ。 結局は、応募者が少なければ、受講できる可能性はかなり高いはず。 つまり、応募者が多かったから受講できなかった訳ですが、それは、「状況に応じて重要な指標が変わってしまう」ということ。

頑張るといっても、頑張れることが少ないと思うんですよね。

むかつくこと

上述したように、「選考基準が謎」という点につきます。 よく、「訓練した後に就職できそうかどうか」という点が重要だと言われますが、ほとんどの人がその対策をしてきています。

年齢、経歴、学歴なんかも当然、選考に影響してる訳ですよね。 だったら、先に書類選考しておけよって思うんですよ。 時間の無駄です。

というか、そもそも選考までに時間をかけすぎです。 僕に至っては、2ヶ月ほど前から準備をしている訳ですから。

「就職優先という建前」を盾にいろいろコントロールすなよ

そもそも、職業訓練の立ち位置が微妙すぎなんです。 「職業訓練でスキルを身につけて、それから就活がんばろうぜ」でいいし、それが自然なはず。 なのに、「訓練途中でも、就職先見つけて働いちゃいます」が正しいというのは、違和感ありまくりです。

そして、この建前のせいで、選考までにどれだけ時間がかかっても良い ロジックが成り立ちます。 彼らにとっては、職業訓練の選考を待つ間、「就職活動をしないという人間はいない」という前提なのですから。

そういう、いろんな面での「免罪符的な役割」を追うのが、この「建前」なんです。

ハロワと職業訓練関係に言いたい、「こちとら氷河期世代なんだよおい」

今回以外のIT系(プログラマ系)の職業訓練に至っては、40歳以下対象と決まっているものがほとんど。 応募資格がありません。

どうも、氷河期に対する覚悟が相変わらず足りてない感じ がしますね。 あれほど「国全体で氷河期支援するぜ!」って息巻いてたのは、なんなんでしょうか。

年齢的にIT系では厳しい、ということであれば、明確にお勧めの訓練でも教えて欲しいもんです。 僕らが確実に受けられる訓練と、そのスキルで働ける先をね。

まとめ:運に任せましょう

まぁ、選考から外れたことをポジティブに捉えれば、「こいつは、就職先あるだろ」と思っていただけたということでしょうか。

あ、ちなみに職業訓練やハロワにおける「就職先あるだろ」は、「ブラックだろうが低賃金だろうが、選ばなきゃ仕事あるだろ」 という意味だと感じてます。

これから試験を受ける方は、あまり考えすぎず、運試し程度で臨むのが良いと思います。

ハロワと職業訓練校に言いたいことは、「枠増やせよw」ですかね。

Social Share
ChaosBoy

テーマは「脱・思考停止」。
コメントはtwitterでお気軽に。