職業訓練には2種類ある(離職者専用と在職者も受けられるもの)

職業訓練にはタイプが2種類あります。

  • 公共職業訓練
  • 求職者支援制度

なぜ2種類あるのか。 それは在職中の人でも国の支援を受けて、職業訓練を受けることを可能にするためです。

前者は求職中、つまり失業している状態の人だけが受けられる職業訓練で、費用はほぼかかりません。

後者は求職中の人はもちろん、在職中の人でも受けることができるもので、支援金がでます。

そもそも職業訓練とは何か?

砕けた言い方をすれば、スキルアップのためのカリキュラムを、国の負担で受けることができる 制度です。

求職中であれば、現在在職中でも支援を受けられるものがあることは、初めて知りました。

公共職業訓練

公共職業訓練とは、雇用保険受給中の人が受けることのできる制度です。 国が認定した訓練施設で、希望のカリキュラムを選ぶことができます。

対象となるのは、雇用保険を受給中の方や、給付制限中の方です。 驚くべきことに、給付制限中に職業訓練を開始すると、制限が解除されて給付がスタートします。

資料を見る限り、かなりしっかりした内容に思えます。 また、公共の専門施設だけに、就職の後押しや、受講中のフォローもしっかりと受けられる点がメリットです。 ポリテクセンターとのつながりで非公開の求人を出している企業もあるそうで、その辺りの支援についても期待が持てます。

求職者支援制度

求職者支援制度とは、雇用保険を受給できない人も利用できる、職業訓練の制度です。 給付制限中の方はもちろん、在職中の方も申請できます。 給付金も出るため、事情によりアルバイトなどで食いつないでいる方などは、こちらを活用すると良いかもしれません。

こちらのカリキュラムの資料を見たところ、一般のスキル開発系のスクールで受講するようです。 タイトルを見る限り、未経験者向けのものも多いようです。 ただ、受講期間が3ヶ月くらいのものも多いことから、身につけられるスキルも限られてくる気がします。 流石にこの期間で即戦力になるほどの熟練は難しいでしょう。

よって、どうせ受けるなら「質」が高い方がいい。 カリキュラムとスクール自体のリサーチは、必須となりそうです。

さて、どちらを選ぶのか

僕は給付制限なしの雇用保険受給者です。 この場合、どちらの制度を利用してもOK。 ならば、公的職業訓練の方が圧倒的にメリットがあります。

訓練自体にかかる費用も「教材代のみ」。 さらに、受給期間の延長 というのは、大きなメリットです。

受給期間の延長については、それ自体がデメリットに感じる人もいるかもしれませんが、僕の場合は逆で、可能な限り受給期間を引き延ばし、就職活動のタイミングを先送りしようと考えています。

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ChaosBoy

テーマは「脱・思考停止」。
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