Biglobeモバイルのデメリットは解約電話が繋がらない運営姿勢そのものにある

格安SIMのBiglobeモバイルを、一年ほど使いました。 格安SIMとしてのサービス自体に、不満はありませんでした。

これまでは。

今、Biglobeモバイルを検討している方。 言葉が届くなら、「決してオススメはしません」とお伝えしたい。

なぜなら、解約をするのに電話必須なのに、コールしてから10分待っても繋がらない のです。 「解約をさせないつもりなのか」という不信感が、自然と湧いてきました。

Biglobeモバイルは、高額なキャッシュバックなど、かなり魅力的なキャンペーン出しています。 たしかに、これらの特典が魅力的なのはよーくわかります。 何を隠そう、僕もそれ目当てで契約しましたので。

そのおかげで利用中は、満足感が高かったのです。 でも、こうして最後に嫌な印象を残してしまう・・・もったいないです。

皆さんも、今一度よく検討してみてください。

ちなみに、乗り換え先はLINEモバイルです。 結果、今はそのサービスに大変満足しています。

LINEモバイルはユーザーを大切にしていると感じられたのでおすすめできる
格安SIM歴4年で3社目のLINEモバイル。回線速度は大差ないけど、ユーザー目線では一歩も二歩も抜きん出ていると思いました。...

ふと、Biglobeモバイルを解約しようと思い立った

格安SIMの場合、解約や乗り換えに、大した理由はないんじゃないでしょうか。 ぶっちゃけ、同業他社のサービスも、そんなに大きな違いはない と思います。

僕の場合は、もうほとんど、気分の問題です。

とはいえ、多少なりとも「快適ではない」あるいは「魅力がない」と感じるから、継続をしないというのは事実。 そこで、なんとなく、気になってたことを列挙してみます。

  • 回線速度がむちゃくちゃ遅いことが、結構ある
  • 料金が割高に感じる(特に通話したとき)
  • サイトが古臭くて、企業の姿勢的にどうなん?
  • ポイント還元がGポイントってのが使いにくい

まぁ、このどれも、格安SIMだから仕方ないってことで納得できるレベル。 他社では毎月の料金に対して、ポイント還元や提携サービスで魅力的なサービスを展開していたりします。 その点で、Biglobeモバイルは「デメリットはないがメリットもない」というような印象です。

でも、本当に嫌気が差すようなデメリットは、他にあった んです。

最大の罠(デメリット)は解約にあった

解約するという段になって、むちゃくちゃ嫌な気持ちにさせられました。 まず、Biglobeモバイルは、ネットからの解約手続きができない んです😓

で、電話。 電話です。

この時点で、ふわりと嫌な感じはしていました。

解約には電話必須。でも基本つながりません!

問い合わせダイヤルに、電話しなきゃいけないんですね。 本当は電話自体も面倒でネットで済ませたい。

でも、仕方ないので電話しました。 が、電話は繋がりません。

「しばらくお待ち下さい」的なアナウンスが流れ出して、10分ほど待ちましたが、つながらない ので切りました。 2回めにチャレンジするも、同じ状況。

ちょっとイラッとしたので、お問い合わせフォームから苦言混じりに連絡してみました。

解約の手続きをしたいです。 いくら待ってもサポートの電話が繋がらないです。 書類が必要であれば送付してください。

Biglobeへのメール

数時間後にメールで返事が来ました。 「都合の良い日時と電話番号を教えろ」とのこと。

翌日のいつでもOKだから連絡くれと伝えました。 「承知しました」的なメールが送られて来たのを確認 して、翌日を待つことにしました。

折返しの電話は来なかった

それから、連絡がないまま2日が経過。 ムカついたので、もう一度メールでキレ気味のメールを送る。

現時点まで連絡をいただけておりません。 今回の件で、いち早く解約を済ませたいと考えております。 もはや、電話等で時間を取られることすら、無駄に感じます。

Biglobeへのメール

15分後くらいに電話が来る。 そこでようやく、対話。 この対話も噛み合わなくて、かなり苛立ちました。

しかし、やっとMNPの予約番号発行してもらえることが決まりました。

発行までに2日ほどかかるらしい 数時間後に発行されました。

SIM返却の文化はなんとかならんのか

そういえば、SIMカードって貸与品なんですね。 いちいち返さなきゃいけない。

思うんですが、「個人で捨ててください」で済まないんでしょうか。 内情はしらんが、無駄が多いなぁ。

解約時こそ、良い印象を残すチャンスなのでは?

いわゆる出口戦略って、もすごく重要だと思います。 最近のサービス運営会社はこの辺りをよく理解していると感じます。

例えば、Amazon。 サービスも解約とか停止って、めちゃくちゃ気軽にできるようになっています。 「いつでも解約したいときに解約できる」ことで、信頼感が増していくんです。

小手先だけのしょうもないことはやめて、本当に愛されるサービスとは何かを真剣に考えてほしいものです。

まとめ:企業本質の一端と感じました

今回みたいに、電話でしか受け付けていなくて、しかもその電話が繋がりにくくなっている。 一体何のメリットがあるのでしょうか。

流石に、根負けさせてサービスを継続させようという魂胆 ではないと思います。 でも、そういう想像をさせてしまう出来事でした。

そもそも、その電話の内容だって、サイト上のフォームで十分なもの。 電話で受付にすることで、無駄に人の時間を奪ってるだけ。

かといって電話対応が神かと言えば、そうではない。 むしろ、印象が悪くすらなっている。

これが、「この組織の本質を示している」と思えてしまいました。 今は、LINEモバイルに乗り換えて良かったと、心から思えています。

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ChaosBoy

テーマは「脱・思考停止」。
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