職業訓練の面接試験対策

職業訓練に応募すると、選考試験が行われます。 僕が受験するIT系エンジニアの科目は今とても人気が高いようで、前回(2020/9開講)の倍率は4を超えていたようです。

もう選ばれるのは運。 それくらいに思っておいた方が良いかもしれません。

ただ、僕の場合、現時点で、失業保険の給付残日数がさほど多くありません。 つまり、落ちたら急いで就職をしなければいけない状況

真剣に対策をしておかなければならないというわけです。

まずは以下のサイトをチェックです。

職業訓練-試験問題.com

筆記試験や面接、職業訓練の先行についてのアドバイスなどを、事細かにまとめてくださっております。 内容を熟読しておけば、かなり参考になるはず。

選考は、国語と数学の筆記試験と面接によって決まります。 重要度の比率は、筆記試験が30%、面接が70%

この記事では、僕がこれから受ける面接への対処内容をまとめていきたいと思います。

面接の意図を汲む

まず、この面接が行われる意図を考えてみましょう。 彼らが、訓練校を開催する目的は、受講者を就職させること です。 就職率が、その訓練校の成果として評価される。 よって、スキルアップは就職の一過程であって、ゴールではありません。

「就職が最大の優先事項で、スキルアップ(訓練)はそのための道具」 という構図を忘れないようにしておきます。

面接の意図とは、この目的意識のミスマッチがないかを確認する場です。

微妙な矛盾

普通に考えれば、「スキルアップした後に、そのスキルを使って就活に活かす」となるはず。 しかし、ここでは「スキルアップのカリキュラムが途中でも、就職口が見つかれば就職すること」が求められます。

なかなかズレた感じ。

しかし、職業訓練という性質上の、「建前」という理解で前に進むことにします。

面接で予想される質問と、その返答

面接でされるであろう質問の返答を、考えていきます。 基本的に、繕った文章ではダメと気づきました。 無理に覚えたことを、会話で話すのは、僕には難しすぎます😅

「自分の本心」と、「訓練校の思惑」がリンクする部分 を抽出してまとめておきましょう。

訓練中の就職活動はどうするつもりですか?

就職活動は、常に継続します。 コロナ不況も懸念されていますので、条件がマッチするものが見つかれば、積極的にアプローチします。

切迫感を出すために、「コロナ不況」世の中の状況が厳しいことをアピール。

これまでの求職活動はどうでしたか?

主に、民間の求人サイト を利用しています。 いくつか面談を行った企業もありましたが、スキルや条件でのミスマッチがありまして、就職には至っていない状況です。

スキル不足によって就職に至っていないことを入れておく。 「なぜハローワークを利用しないのか?」と言われた場合。 「職業相談をした際に、民間のサービスの利用を強く勧められたからです。」と答える

前職の退職理由はなんですか?

派遣社員だったのですが、新型コロナによる業績悪化で、契約満了となりました。

隠す必要はない。 むしろ、41歳(氷河期)、派遣、コロナ解雇という点が重要。

職業訓練の志望動機を教えてください

就職活動において、アプローチできる求人を増やすため です。

これまでの就職活動では、求人数の少なさや面談でのスキル面や条件のミスマッチがありました。 javaは非常に汎用性の高い言語と聞いておりますので、これを習得することで就職活動に生かせると感じました。

メリットがたくさんあるので、伝えるのが難しい。 わかりやすく、「就職を有利に進めるための目的」という面を押し出してみることにする。

自己PR、または受講意思

これまで、働きながら独学ということを続けてきましたが、その大変さを身を以て経験してきました。 ですから、この職業訓練という機会がどれほど貴重か、深く理解しているつもりです。 カリキュラムだけでなく、自習も交えて訓練内容を身に付け、それを強みに就職活動に生かしていきたいと考えています。

独学の難しさと、職業訓練の対比で意欲を提示。 仕事をしながら独学の難しさは、基礎を学ぶこと、時間を作ること、自分の職種以外の知識を身に付けること。

まとめ:「自分だけの体験」で味付けする

ミスマッチの溝を埋めたら、あとは、自分の経験やステータスをまとめて、自身の状況を理解してもらいましょう。

ネガティブ要素

これらは「訓練を受ける必要性がある」と判断される、ポイントかと予想しています。

  • 40歳を過ぎている
  • 派遣切り
  • 家庭がある

まず、年齢的にも職歴にしても、再就職が難しい立ち位置です。 コロナ不況の上に家庭があるわけですから、切迫した状況でもあるわけです。

ステータスからみて、選考の優先順位は高いはず。

ポジティブ要素

僕の年齢だと、業界未経験でないところが、重要なポイント。

  • 実働しながらの新しいスキル習得の困難さ
  • IT業界の長い経験
  • これまでの経験をベースに新しい技術を学ぶ

いくら「未経験大歓迎」でも、この年で未経験では訓練したとて就職は難しいと判断されるはず。 「これまでの経験をベースにスキルアップを目指す」というのは、建設的な発想だし、就活自体の幅も広がることは誰の目にも明らか。

この「切迫した環境だからこそ、就職に現実的な展望を持っている」というところを理解してもらえれば、訓練の受講は妥当と判断されると見ています。

さぁ、あとは試験の日を待つばかりです。 いや、その前に算数の筆記がやばいので、そっち頑張ります😓

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ChaosBoy

テーマは「脱・思考停止」。
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