モバイルファーストインデックス(MFI)が検索順位やインデックスに与える影響とは?

2018より、Google検索における、モバイルファーストインデックスが始まっています。
これにより、モバイル向けのウェブページの重要性が増してきています。

サイト運営者の方にとっては、Google検索の順位にどう影響するのか、あるいは、ページのインデックスにどんな影響を与えるものなのか、 気になる方もいるかと思います。
そのあたりをクリアにできるように、整理してみました。

  1. Mobile First Index (MFI)とは
  2. MFIは検索順位には影響しないが、モバイルフレンドリーかどうかが影響するようになる
  3. ユーザーにとって価値のあるページならばデスクトップ用のページでも表示される
  4. モバイル用のページの読み込み速度がランキングに影響する
  5. サイトによってどんな対応が必要か
  6. 良質なコンテンツと表示スピード改善が大事

MFIを調べてみて感心したのは、かなりユーザーにフォーカスした施策であることです。
作り手にとっては、今後のサイトのあり方の新しい指針となるでしょう。

Mobile First Index (MFI)とは

Googleのインデックス登録と、Googleの検索結果にモバイル版のコンテンツ(ページ)が使われるというものです。
つまり、一つのコンテンツに対して、たとえばPC用とモバイル用のページが用意されているようなサイトの場合は、モバイル用のページが優先的に登録されてユーザーに提供される、ということです。

歴史的にデスクトップ版のコンテンツがインデックスされてきましたが、今後はモバイル版のコンテンツを使用していきます。

Google ウェブマスター向け公式ブログ: モバイル ファースト インデックスを開始します

ちなみに、Googleのbotが、サイトをインデックスするまでの流れは、こんな感じらしい。

  1. サイトをクロールする
  2. サイトがインデックスされる
  3. インデックスされたページが評価される

ふむふむ、まずインデックスされてから評価が始まるのか。

モバイルページを優先させるのはユーザーデバイスの変化したから

MFIの取り組みをスタートさせるときの発表にはこんな記述がありました。

Google 検索を使用しているほとんどのユーザーは、モバイル端末から検索を行うようになりました。
しかし依然として、Google のランキング システムは、主にデスクトップ版のコンテンツを用いてユーザーとの関連性を評価しています。
この方法では、モバイル版のページのコンテンツがデスクトップ版のページのそれよりも少ないケースにおいて、問題が発生します。
なぜなら、モバイル検索ユーザーが実際に見ているページを Google のアルゴリズムは評価していないからです。

Google ウェブマスター向け公式ブログ: モバイル ファースト インデックスに向けて

簡単に言うと「モバイルで検索した結果には、モバイルのページが表示されるようにしようよ」ということです。

ここで不利になると思われるサイトというのは、デスクトップ版のみのサイトです。

上記の記事の中にはこのような一文もあります。

将来的に Google のアルゴリズムはモバイル版のコンテンツを主に使用するようになります。

Google ウェブマスター向け公式ブログより

検索結果自体がモバイルファーストなサイトがメインになるということですね。
サイトのオーナーは、レスポンシブなレイアウトや高速表示を念頭に置いた構築、デザインを行うことが、運用設計の肝となりそうです。

MFIは検索順位には影響しないが、モバイルフレンドリーかどうかが影響するようになる


MFIでインデックスされること自体は、順位に影響しないようです。

モバイル インデックスを、より広範に展開します。
この方法でインデックスされたとしても、ランキング優位性はなく、モバイル フレンドリーの評価とは独立して動作します。

Google ウェブマスター向け公式ブログ: モバイル ファースト インデックスを開始します

MFI自体は単に、「モバイル向けのページを検索結果に表示させるよ」ということです。
ただし、モバイル版ページのロードが遅いサイトは、モバイルフレンドリーの評価でしっかりと評価されるので、表示速度が遅ければ検索結果に悪影響を及ぼします。
単にモバイル版のサイトを用意すれば良いというわけではありません。

ユーザーにとって価値のあるページならばデスクトップ用のページでも表示される


デスクトップ版を表示するケースも存在すると言及されています。

いつものように、ランキングには多くの要素を使用します。
他の多くの信号が最も関連性の高いコンテンツであると判断した場合は、モバイルフレンドリーでないコンテンツや、読み込みが遅いコンテンツをユーザーに表示することがあります。

Google ウェブマスター向け公式ブログより

検索をしたユーザーにとって有益であると判断できるページは、デスクトップ版でも表示する 、と言うことですね。
なによりもユーザーにとって有益な情報(コンテンツ)が最優先。

これは重要な指標。
Googleの姿勢が現れていると思います。

そもそも、モバイルフレンドリーという考えかた自体も、ユーザーにとって有益な体験を提供することがテーマですよね。

モバイル用のページの読み込み速度がランキングに影響する


モバイルの検索結果へ影響する要素としては、ページの表示速度が関係します。

読み込み速度はこれまでもランキング シグナルとして使用されていましたが、それはデスクトップ検索を対象としていました。
そこで 2018 年 7 月よりページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素として使用することを本日みなさんにお伝えしたいと思います。

Google ウェブマスター向け公式ブログ: ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素に使用します

モバイル用のページはより軽いほうが有利となりそうです。
こうなると、読み込み速度そのものがよりシビアになります。

デスクトップ版で評価されていたときは、wifiなどの早い回線速度で評価していたことに対して、モバイル版はモバイル回線速度で評価されるものと思われます。
そうなると、デスクトップ版よりも遥かに高い水準でサイトの軽量化を図る必要がある と、想像しています。

サイトによってどんな対応が必要か

現状、サイトを運営していて、自分のサイトがどういった対応をすべきなのかを知りたい場合は、以下の公式サイトで詳細をご確認ください。
モバイル ファースト インデックスに関するおすすめの方法  |  検索  |  Google Developers

一番手っ取り早いのは、レスポンシブにしてURLを一つにしておくことでしょう。
今後、制作されるサイトはレスポンシブが必須になっていきそうですね。

まとめ:良質なコンテンツと表示スピード改善が大事

このサイトはAMPで構築しており、モバイル・デバイスでのユーザービリティに重きをおいています。
実際に、ページの表示スピードは、早い部類に入ると自負しています。
AMPの恩恵ですね。

ただし、コンテンツが何よりも重要 なことも明確になっています。
ユーザーが必要としている情報を提供できるか

表示速度へのストレスを最小限に抑える。
この姿勢を崩さずにコンテンツを充実させていきたいと思います。

まだまだアクセスが伸び始めたところですが、こういった地道な姿勢が評価されるのは運営する側としては嬉しい限りです。

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